紅茶ブログ

【第6回】まとめ:今日からもっと紅茶を楽しもう!
ここまで5回にわたり、「紅茶のひみつ」をじっくりお届けしてきました。毎日のティータイム、少し新しい目線で楽しめるようになりましたか? 私たちが何気なく飲んでいる紅茶の一杯には、インドの大地と自然の力、作り手のこだわり、そして最新の科学が解き明かす“美と健康の秘密”がぎゅっと詰まっています。 ◆ 紅茶を知ると、毎日がちょっと豊かに ポリフェノールが生み出す渋みとコク。カフェインとテアニンの絶妙なバランス。ふわっと広がる香りや、カップの中で輝く美しい色。 紅茶の成分や個性を知ると、「今日はどの紅茶をどんな気分で楽しもう?」そんな“自分へのご褒美タイム”が、もっと特別になります。 朝はアッサムで元気よく 午後はニルギリの爽やかさでリフレッシュ ちょっと一息つきたい夜はダージリンでやさしくリラックス その日の体調や気分、食事やおやつに合わせていろんな紅茶を選んでみるのも素敵です。 ◆ “フレーバーティー”でもっと自由に、もっと楽しく 紅茶は「茶葉そのものの個性」だけでなく、香りをプラスした「フレーバーティー」も楽しみ方のひとつです。 たとえば―― アールグレイ(ベルガモットの香りで上品な気分に) アップルやレモン(フルーティーでやさしい甘さ) マサラチャイやシナモン(スパイスの刺激とミルクで癒しの一杯) 季節限定やオリジナルブレンドも! 「今日は気分を変えたい」「自分や家族にちょっとしたご褒美を」――そんな時こそ、フレーバーティーの“香りの魔法”に頼ってみませんか? お気に入りのフレーバーを見つけて、その日の気分やシーンに合わせて“自分らしい紅茶”を楽しんでください。 ◆ 美しさも、健康も、そして癒しも この連載で紹介したように、紅茶は“おいしい”だけじゃなく ポリフェノールの抗酸化パワー ミネラル&ビタミンのバランス 癒しの香りと色で、毎日の美と健康、そして心の安らぎもそっと支えてくれる飲み物です。 忙しい毎日の中で、「自分のためだけの小さな時間」をつくってみてください。その一杯が、きっとあなたをやさしく励ましてくれるはず。 ◆ “自分らしい紅茶習慣”を見つけて 「お気に入りのカップで飲む」「お気に入りの香りを探す」「好きな音楽とともに」――紅茶の楽しみ方に正解はありません。...

【第5回】紅茶は健康飲料?~ミネラル・ビタミン・抗酸化パワー~
「紅茶っておいしいだけ?」そんなふうに思っていた方も、近年の健康ブームで“紅茶のパワー”に注目している方が増えています。実は、インドの大地で育った紅茶――ダージリン、アッサム、ニルギリ――には、日々の元気や美しさ、そして“病気予防”のサポートまで期待されている成分がぎゅっと詰まっているんです。 ◆ 紅茶の「ミネラル&ビタミン」で、内側からキレイを 紅茶にはカリウム、マグネシウム、鉄分、マンガン、フッ素など、私たちの体に必要なミネラルが自然なかたちで含まれています。 カリウムはむくみ予防や代謝サポート マグネシウムはイライラや疲れにやさしく働きかけてくれる成分 鉄分やマンガンは毎日の元気をサポート フッ素は歯や骨の健康に◎ ビタミンは抽出液中ではごく微量ですが、“ただの水分補給”よりも、日々のリズムを整える一杯として紅茶を取り入れるのは大きな価値があります。 ◆ ポリフェノールの抗酸化パワーで、“サビない”毎日へ 紅茶特有のポリフェノール(テアフラビン、ジアルビジンなど)には、強力な抗酸化作用があることが世界中の研究で明らかになっています。 私たちは日々、紫外線やストレス、大気汚染など“サビ”の原因(活性酸素)にさらされています。抗酸化成分が体の中でこの“サビ”を除去することで、 美容やエイジングケア 肌トラブルや疲労感の予防 カラダのめぐりや活力アップ など、内側から輝く毎日をサポートしてくれます。 ◆ 研究で注目、“病気予防”のサポートも 実は紅茶に含まれる成分は、「生活習慣病のリスク低減」「感染症対策」の観点からも世界中で研究が進んでいます。 動脈硬化や高血圧、糖尿病などの予防サポートポリフェノールの抗酸化作用が、血管の健康や血糖値の安定に役立つと報告されています。 一部のがんリスクの低減紅茶成分の継続摂取が、がんリスクに関する良い影響を示した研究も。 抗菌・抗ウイルス作用風邪やインフルエンザの予防に、紅茶のうがいや習慣的な摂取が推奨されることもあります。 もちろん、紅茶は薬ではありません。でも「毎日の習慣でおいしく、無理なく続けられる健康サポーター」として、世界中の人に愛されている理由はここにあります。 ◆ 紅茶の“健康的な楽しみ方”アドバイス 朝やお昼はアッサムでシャキッと、午後はニルギリの爽やかさで気分転換 ダージリンのやさしい味わいはリラックスタイムや夜にもおすすめ カフェインが気になるときは、抽出時間を短めにしたり、ミルクを加えてやさしい口当たりに ストレートだけでなく、レモンティーやミルクティーなどアレンジもOK...

【第4回】香りと色はどう生まれる? ~紅茶のアロマ&カラー講座~
「ティーカップを近づけた瞬間、ふわっと広がる香り――」紅茶好きなら、あのひとときがたまらないですよね。実は、紅茶の香りや美しい色合いは科学の贈り物。数百種類の香気成分と、発酵による“色のマジック”が生み出しているんです。 ◆ 紅茶の「香り」はこうして生まれる 紅茶の香りの成分は、なんと300種類以上。花のような香り、果実やハチミツを思わせる香り、焼きたてのパンや麦芽のような甘い香り――そのどれもが、茶葉の育つ場所・品種・製法によって少しずつ違います。 たとえば―― ダージリンは「マスカテルフレーバー」と呼ばれる、ぶどうや熟した果物のような、どこかエレガントな香りが特徴。世界中で“紅茶のシャンパン”と称される理由です。 アッサムは、コクのある甘さとともに、“モルティ”と表現される焼き立てパンや穀物のような香ばしさ。ミルクティーにぴったりです。 ニルギリは、柑橘や花を思わせるさわやかさ。ストレートで飲むと、軽やかに心をリセットしてくれる香りです。 こうした香りは、製造工程で茶葉の中の酵素が働いて生まれます。発酵や乾燥のタイミング、火入れ(加熱)の工夫によっても、香りの“個性”が生まれるんです。 ◆ 美しい紅茶色の正体 紅茶のあの“赤褐色”や“オレンジ色”――実は、テアフラビンやジアルビジンといったポリフェノールが発酵(酵素的酸化)によって“変身”した証しです。 ダージリンはやや淡いオレンジ色。繊細な香りと共に、光に透かすとキラキラと輝きます。 アッサムは濃い赤褐色で、力強いコクを感じさせます。 ニルギリは澄んだ明るい紅色。さっぱりした口当たりと相まって、どんなシーンにも寄り添います。 紅茶の色は、味や香りと同じく、その日の気分を彩ってくれる“アクセサリー”のような存在。ティーカップを持ち上げて、まずは目で、次に香りで、最後にゆっくりと味わう――そんな五感のフルコースをぜひ楽しんでみてください。 ◆ あなたの「推し香り・推しカラー」は? 忙しい日常の中で、「今日はどんな紅茶を選ぼう?」そんなひとときに、 「すっきりしたい日はニルギリ」 「癒されたい日はダージリン」 「自分を甘やかしたい夜はアッサムでミルクティー」 と、香りや色で“今の自分”を感じるのも素敵です。 実際、紅茶の香りは気分や記憶とも深く結びついているといわれます。おいしさだけでなく、「癒し」や「自分らしさ」の発見にも紅茶はぴったり。 ◆ まとめ 紅茶の香りと色――それは、自然と人の手が生み出す“芸術”です。あなたの毎日に、好きな香りと美しい色の一杯を。明日がちょっといい日になる、そんな予感と一緒に、ぜひティータイムをお楽しみください。 (次回は「紅茶は健康飲料?ミネラル・ビタミン・抗酸化パワー」をお届けします。お楽しみに!) ショップを見る

【第3回】紅茶の“ほっとする力”の秘密~カフェインとテアニン~
「朝は紅茶がないと始まらない」「疲れたとき、つい紅茶に手が伸びる」――そんな経験、ありませんか? 紅茶には「ホッと落ち着く力」と「もうひと頑張りできる元気」、その両方が不思議と詰まっています。その秘密は、カフェインとテアニンというふたつの成分にあるんです。 ◆ カフェイン――元気をくれる“シャキッと成分” カフェインといえばコーヒーのイメージが強いかもしれませんが、紅茶にもカフェインはしっかり含まれています。朝や気分を切り替えたいとき、紅茶が“やる気スイッチ”になってくれるのは、このカフェインのおかげ。 カフェインは中枢神経をやさしく刺激してくれるので、 ぼんやりした頭をスッキリ 集中したい作業のおとも 家事や仕事の合間のリフレッシュ にぴったりなんです。 ちなみに、インド産紅茶の中でもアッサムはカフェイン含有量がやや多めで、コクのある味とともに“しっかり目覚めたい朝”におすすめです。一方、ダージリンやニルギリは比較的やさしい味わい。その日の体調や気分に合わせて紅茶を選べるのも、紅茶好きの特権ですね。 ◆ テアニン――やさしい“癒し成分” でも、紅茶の魅力はカフェインだけじゃありません。実は、茶葉だけに含まれるテアニンという成分も注目ポイント。 テアニンは「リラックス成分」とも呼ばれ、脳を落ち着かせて、ストレスを和らげる働きがあるといわれています。“気持ちがざわざわしている日”や“ちょっと一息つきたい時”、紅茶の香りとともにテアニンのやさしさが、そっと心をなでてくれるイメージ。 面白いのは、カフェインとテアニンは“正反対”のようで、実は一緒に働くことで絶妙なバランスを作っているということ。「目は覚めるのに、落ち着く」――それが紅茶が“毎日飲みたい飲み物”になる理由の一つです。 ◆ 日々の「ほっと時間」を大切に 家事や仕事、家族のケアに追われる毎日。「自分のためだけの時間」がなかなか取れない、そんな女性たちにこそ紅茶の“ほっとする力”を知ってほしいと思います。 ・朝の1杯で今日のスタートを切る・お昼のリセットタイムに、香りに包まれて深呼吸・夜はお気に入りのカップで、1日を労うやさしい一杯 気分や体調によっては、 カフェイン控えめのブレンド(ニルギリやダージリンのライトなタイプ) ノンカフェインのハーブブレンド おやすみ前はミルクを加えて、カフェインの作用を少し和らげるのもおすすめ 紅茶は“自分らしさ”を取り戻すための小さなスイッチ。その一杯が、心も体もやさしく整えてくれます。 ◆ あなたの“ほっとタイム”を見つけて 毎日のティータイム、あなたはどんな気分で紅茶を選びますか?「今日はちょっとシャキッとしたいからアッサム」「やさしく癒されたい日はダージリン」「気分転換したい午後にはニルギリ」…… ぜひご自身の“ほっとタイム”にぴったりの紅茶を見つけてください。 (プリミアスティーでは、そんな日常に寄り添うインド紅茶を各種ご用意しています♪)...

【第2回】紅茶のおいしさの正体~ポリフェノール編~
「紅茶の渋みが苦手…」と感じたことはありませんか?でも実は、この“渋み”と“コク”こそが、紅茶の世界を奥深くしている立役者。その正体は――ポリフェノールという植物由来の成分たちです。 紅茶の原料となる茶葉には、もともと「カテキン」というポリフェノールがたっぷり。このカテキンが、紅茶の製造工程(発酵=酵素的酸化)の中で「テアフラビン」や「ジアルビジン」という別の成分に“変身”します。 この「変身」が、紅茶特有の美しい赤色や深いコク、複雑な香りを生み出す秘密。渋みの中にまろやかさが感じられるのは、これら多彩なポリフェノールが絶妙なバランスで溶け合っているからです。 ◆ インド三大紅茶、それぞれの個性とポリフェノール 紅茶といえば世界中で様々な産地がありますが、今回はインド産紅茶――ダージリン、アッサム、ニルギリ――にフォーカス。 ダージリンは「紅茶のシャンパン」とも呼ばれ、爽やかな香りとやさしい渋みが特徴です。テアフラビンなどの“発酵由来”のポリフェノールが適度に含まれ、すっきりした飲み口と上品な余韻を演出してくれます。 アッサムはインド北東部の豊かな大地で育ち、どっしりとしたコクと力強い渋みが魅力。テアフラビンやジアルビジンの量が多めで、ミルクティーにしても負けない深みが楽しめます。この濃い色と豊かな味わいも、ポリフェノールがしっかり“変身”しているからこそ。 ニルギリは南インドの高原地帯で作られる紅茶。クセが少なく、さわやかで軽やかな口当たり。適度な渋みとすっきりとした味わいは、バランスのよいポリフェノール構成によるものです。ストレートでも、レモンティーにしても相性抜群。 同じ“インド産紅茶”でも、産地や気候、茶葉の持つ個性によってポリフェノールの含有バランスや“変身のしかた”が異なるんです。 ◆ 美容と健康の味方、紅茶のポリフェノール 実はポリフェノールは「健康成分」としても有名。強い抗酸化作用で、体の中の“サビ”を防ぐ力があるといわれています。 紫外線やストレスが気になる季節 仕事や家事で忙しくても、美しさをキープしたいとき 年齢とともにエイジングケアが気になる方 …そんな時も、紅茶のポリフェノールがそっと寄り添ってくれるかもしれません。 さらに、「血糖値上昇の抑制」や「脂質代謝サポート」などの働きも研究されていて、食事やスイーツとのペアリングを楽しみつつ、健康意識をプラスできるのも嬉しいポイントです。 ◆ あなたはどんな気分で紅茶を選びますか? 今日は「ダージリンの優雅な香りでリラックス」?「アッサムの濃厚なコクでしっかり目覚め」?「ニルギリの爽やかさで午後をリフレッシュ」? 産地ごとのポリフェノールの違いを知ると、“飲み比べ”もいっそう楽しくなります。 ぜひ、ご自身の気分やシーンに合わせて、お気に入りの一杯を見つけてみてください。 「渋みもコクも、美しさも――紅茶の成分たちが織りなす“アート”だったんだ」そんな新しい発見とともに、明日のティータイムがもっと特別な時間になりますように。 (次回は「紅茶の“ほっとする力”の秘密」。カフェインとテアニンの話もお楽しみに!) ショップを見る

【第1回】紅茶って何でできているの?
「紅茶って、ただの茶色いお湯じゃないの?」…そう思っていた頃が、私にもありました。 でも実は、紅茶は“化学の宝箱”。一杯の紅茶の中には、思っている以上にたくさんの成分がギュッと詰まっているんです。 例えば、・渋みやコクを生み出す「ポリフェノール」・目覚めを助ける「カフェイン」・穏やかな気分をもたらす「テアニン」・ふわっと広がる「香り成分」・さらにはカリウムやマグネシウムなどのミネラルも! 私たちがティーカップにそっと注いだ紅茶、そのきらめく赤色や香り、そして口に含んだときの“ほっ”とする感覚。これらすべてが、自然がくれた小さな成分たちの“チームプレー”によって生まれています。 紅茶の歴史は長く、古代中国からヨーロッパ、そして日本へと受け継がれてきました。もともとは薬として飲まれていたともいわれていますが、時代が進むにつれて“癒し”や“おしゃれ”の象徴に。最近では健康飲料としても注目され、日常のささやかなご褒美タイムに欠かせない存在になっています。 さて、そんな紅茶の中身、もっとじっくり知ってみたくありませんか?これから数回にわたって、・おいしさの秘密(ポリフェノール)・紅茶で“ほっと”する理由(カフェイン&テアニン)・紅茶の香りと色の不思議・健康飲料としての紅茶など、身近だけど意外と知らない「紅茶の世界」をご案内します。 「そうだったんだ!」という発見があれば、ぜひ明日誰かに話してみてください。あなたの毎日のティータイムが、きっともっと素敵なものになりますように。 (次回は「紅茶のおいしさの正体~ポリフェノール編~」。お楽しみに!) ショップを見る