「朝は紅茶がないと始まらない」「疲れたとき、つい紅茶に手が伸びる」――
そんな経験、ありませんか?
紅茶には「ホッと落ち着く力」と「もうひと頑張りできる元気」、
その両方が不思議と詰まっています。
その秘密は、カフェインとテアニンというふたつの成分にあるんです。
◆ カフェイン――元気をくれる“シャキッと成分”
カフェインといえばコーヒーのイメージが強いかもしれませんが、紅茶にもカフェインはしっかり含まれています。
朝や気分を切り替えたいとき、紅茶が“やる気スイッチ”になってくれるのは、このカフェインのおかげ。
カフェインは中枢神経をやさしく刺激してくれるので、
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ぼんやりした頭をスッキリ
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集中したい作業のおとも
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家事や仕事の合間のリフレッシュ
にぴったりなんです。
ちなみに、インド産紅茶の中でもアッサムはカフェイン含有量がやや多めで、コクのある味とともに“しっかり目覚めたい朝”におすすめです。
一方、ダージリンやニルギリは比較的やさしい味わい。
その日の体調や気分に合わせて紅茶を選べるのも、紅茶好きの特権ですね。
◆ テアニン――やさしい“癒し成分”
でも、紅茶の魅力はカフェインだけじゃありません。
実は、茶葉だけに含まれるテアニンという成分も注目ポイント。
テアニンは「リラックス成分」とも呼ばれ、脳を落ち着かせて、ストレスを和らげる働きがあるといわれています。
“気持ちがざわざわしている日”や“ちょっと一息つきたい時”、
紅茶の香りとともにテアニンのやさしさが、そっと心をなでてくれるイメージ。
面白いのは、カフェインとテアニンは“正反対”のようで、実は一緒に働くことで絶妙なバランスを作っているということ。
「目は覚めるのに、落ち着く」――
それが紅茶が“毎日飲みたい飲み物”になる理由の一つです。
◆ 日々の「ほっと時間」を大切に
家事や仕事、家族のケアに追われる毎日。
「自分のためだけの時間」がなかなか取れない、そんな女性たちにこそ紅茶の“ほっとする力”を知ってほしいと思います。
・朝の1杯で今日のスタートを切る
・お昼のリセットタイムに、香りに包まれて深呼吸
・夜はお気に入りのカップで、1日を労うやさしい一杯
気分や体調によっては、
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カフェイン控えめのブレンド(ニルギリやダージリンのライトなタイプ)
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ノンカフェインのハーブブレンド
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おやすみ前はミルクを加えて、カフェインの作用を少し和らげるのもおすすめ
紅茶は“自分らしさ”を取り戻すための小さなスイッチ。
その一杯が、心も体もやさしく整えてくれます。
◆ あなたの“ほっとタイム”を見つけて
毎日のティータイム、あなたはどんな気分で紅茶を選びますか?
「今日はちょっとシャキッとしたいからアッサム」
「やさしく癒されたい日はダージリン」
「気分転換したい午後にはニルギリ」……
ぜひご自身の“ほっとタイム”にぴったりの紅茶を見つけてください。
(プリミアスティーでは、そんな日常に寄り添うインド紅茶を各種ご用意しています♪)
明日のあなたのティータイムが、
「自分にやさしい時間」になりますように。
(次回は「香りと色はどう生まれる?紅茶のアロマ&カラー講座」を予定しています。お楽しみに!)